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西谷さんマニフェストを発表
知事選に立候補している西谷美智子さんが、昨日05/29(火)夕刻、県政記者クラブで会見し、マニフェストを発表しました。私たち「マニフェスト研究ラウンジ」の検討成果をまとめた「あおもりの明日を救うマニフェスト(案)」の骨子部分を取り入れ、「青森県民が生き残るためのマニフェスト」というかたちでまとめています。この間の(といっても昨日の朝から昼までのことですが)事実経過を報告し、あわせて簡単な感想を加えておきたいと思います。
事実経過

昨日05/29(火)朝、「マニフェスト研究ラウンジ」の事務局である(協)プランニングネットワーク東北に、西谷さんからファックスが送られてきていました。それまで西谷さんとラウンジには接点はありませんでした。このため、私(中橋)に連絡が取れなかったので、組合にファックスを入れたとのことでした。
ファックスの内容は、マニフェストの数値目標として、ラウンジの「あおもりの明日を救うマニフェスト(案)」を使いたいとの申し入れでした。また、再処理の本格稼働を阻止するだけではなく、青森県民が生き残るために必要な政策を展開したいと思っているという趣旨でした。出来上がったばかりという記者発表用のマニフェスト原案もファックスをその後受け取りました。

私(中橋)が青森市内の別な場所にいて不在だったので、組合の事務局長から、連絡を取ったうえで、昼をめどに諾否を連絡すると伝えました。私(中橋)が申し入れ文とマニフェスト原案のファックスとを組合の事務局長から受け取ったのは昨日05/29(火)昼前のことです。「明日を救うマニフェスト(案)」は広く活用を期待して既に公表したものであることから、その利用を了解し連絡させました。
西谷さんの原案での利用は、「明日を救うマニフェスト(案)」として公表したもののうち、「1.あおもりの明日を救うために、すぐ必要な3つの処方せん」を中心に、「2.しくみを変える5つの処方せん」の「2−1. 官民格差を是正して財源を確保し、重点配分します」の部分を加えて4点に要約したものでした。
原案には、明らかな誤解や理解不足に基づく要約表現が2カ所ありましたので、それは修正を求めました。また、西谷さんの政策判断として削除したのだろうと思われる部分は、計数的に若干の矛盾を生むことになりますが、西谷さんの判断を尊重し、修正を申し入れませんでした。

了解の理由

「明日を救うマニフェスト(案)」の活用を了解した理由は以下の通りです。
既に公開、公表したものについて、立候補者に限らず、メディア関係者、政策研究者、匿名のブロガーなど誰が活用しようと何ら問題ありません。候補者自身がその趣旨を理解し、マニフェストに取り入れるとあれば何よりのことであり、拒否するような筋合いのものではありません。
実際、このブログで05/23(水)に公表するにあたっても、各候補者が掲げて争ってほしいと願ったマニフェストの形であること、投票行動の参考になることを願って公表することを明記しています。
ブログでの公表に加え、05/27(土)のラウンジ定例会でも、三村、掘、西谷三氏の政策公約(立候補表明文)の批判、そしてオルタナティブ(いわば模範解答的なもの)として、「明日を救うマニフェスト(案)」およびそのプログラムの「フロー図」を資料として配布し説明を行ったところです。このラウンジ定例会は、これまで同様に公開で開かれ、多数の報道関係者が取材のため、また議論に参加するために見えていました。

もちろん、公開、公表したものをだれが活用するとしても、原資料や引用先として、資料出所を明らかにすることは、ごく当たり前の社会ルールですから、そのルールは尊重されるべきです。
その点、西谷さんの発表では、「「市民とマニフェストあおもり研究ラウンジ」より参考」との表記があり、やや意味不明の表記の仕方ではありますが、ラウンジの成果を材料としたことは明らかだと思いますので、このルールは守られたと思います。
その上、選挙戦の忙しい中、マニフェスト取りまとめ作業と並行した、事実上の見切り発車であったと思いますが、ともかく発表前に私たちに事前了解を取る努力もしていただきました。

さて、西谷さんが私たちの検討成果を活用したとはいえ、投票日まで中4日のこの時点で、ようやくマニフェストをまとめ発表するという立候補の仕方(立候補準備のあり方)については強く批判せざるを得ません。
これでは、わずか三人しかいない知事候補者のマニフェスト発表でありながら、十分な報道や記事のスケールになることは望み薄でしょう。西谷さんが県民にマニフェストの根拠や理由を説明する時間、浸透の時間はほとんどないと思われます。
いまからでは、マニフェスト選挙に仮に近づくとしてもごくわずかな効果に限られます。西谷さんは、もっとも遅くであっても立候補表明の際にマニフェストを示すべきであったと思います。

また、周知の通り、「明日を救うマニフェスト(案)」は、私たちマニフェストラウンジのマニフェスト研究を通じて、三村県政の政策運営、なかでも「ちびちびばらまき型節約」という、地域戦略なき財政運営では、この先この地域の展望が開けないという判断に至ったことが前提になっています。これに対し、西谷さんは立候補表明に当たって再処理以外の三村県政について肯定的な評価を行っており、このブログでもその点を強く批判してきたところです。
それでも、「明日を救うマニフェスト」が選挙戦の論戦のため活用されること自体は私たちのおおいに望むところですし、現に選挙戦を闘っている立候補者に対して、こうした判断変更について変節と非難したり、一貫性への疑問を直接詰問するのは礼を失することになるでしょう。
私たちとしては、これまでの議論の成果である「明日を救うマニフェスト(案)」の趣旨を西谷さんが理解し、特に医療、雇用、市町村財政の破たんを巡る地域社会の危機的な状況に対して、三村県政の継続には大きな問題があり、重点的な再配分に踏み切らなければならないということを理解して、活用に踏み切ったもの、そう理解して応対することとしたものです。

いくつかの心配と感想

閑話休題、何でも反対や狭い了見の筋を通すばかりではなく、いろいろな立場の違う人の意見の良いところを素直に取り入れて総合化し、プログラム化しなければ、現代の政治運営はできないと思うのですが、そういう発想の人は必ずしも多くはありません。接点のなかった私たちの議論を取り入れようとした西谷さんの判断は現代的で評価できると思います。堀さんや三村さんにもマニフェストに取り入れて修正してもらいたいところです。
しかし、今回の西谷さんのマニフェスト発表をめぐる一連の事態について、とくに私たちマニフェストラウンジのメンバーに関して、かつて、民主党別働隊であるかのような噂話的な記事が出ていましたが、またぞろ、出来の悪い時代劇か西部劇のように、黒幕がどうの仕掛けがどうのと口さがないうわさ話を語りたがる人たちが確実に出てくるだろうと思います。
それにもやむを得ないところがあります。助さん、角さん、悪代官、越後屋が出てくる勧善懲悪型の定形時代劇や、ネイティブアメリカンの表現問題に自覚のなかった時代、ジョンウェイン全盛期のハリウッド西部劇、それが日本、あるいは青森のこれまでの政治家や支持者、そして政治部記者の頭のなかの基本的な絵柄であり、政治の実態であり、実際の政治のレベルだったからです。演説言葉などの選挙戦の文化は、そのことを如実に示していておかしいくらいです。
報道機関のいわゆる「政治部記者」も、政策的なロジックの当否ではなく、人間関係や駆け引き、人事上の理由や政治資金的な理由をおもしろおかしく書くことが政治報道だと思い込み(しかも、それには実体的根拠がありました)、そのまま、社内エリートの道を歩んできました。私たち国民も、政策の詳細な報道やその比較対象を自分で行うという(主権者として必須の)面倒な知的行為を安易に避け、好きだ嫌いだ、人間が近い遠い、遺恨があるといった、分かったような解説を喜び、それを互いに吹聴してきたものです。

そして、いまもって、わが国の政治の実態が、こうした裏金や利権、迷惑をかけたかけないの人間関係で動いているということは、一昨日05/28(月)午後の松岡農相の自殺を見ても明らかです。
しかし、よく「政治の闇は深い」という言い方がされますが、公開性の高い政策政治の闇が深いわけがありません。イギリスの議会政治が数世紀前に克服した問題、政官業の利権の連鎖を切り、選挙や政治活動の資金的な透明性を保つ規制法を、現代のこの国の政治家がついに作れないでいるし、有権者がそれを強制できないでいるという、私たちの社会の共依存型の無能の表れに過ぎません。

今後の論点として

西谷さんのマニフェスト発表と私たちマニフェストラウンジとの関わりの事実経過は以上のように至ってシンプルであり、ロジカルなものでした。しかし、マニフェスト選挙、マニフェスト政治のあり方について、いろいろと考えるべき課題が見つかったと思います。
それは、内容のロジックだけでなく、一つには、どれだけの支持基盤を持つだれが発表するのか、現職か、有力な対抗馬か、あまり支持の広がりを期待できない候補者が発表するのか、それによって意味や効果がまったく違うということです。ということは、二つに、マニフェストの意味や価値は、選挙戦の構図によって大きく左右されるということでもあります。
さらに、三つには、マニフェストを選挙戦(告示前を含む)のどの段階で発表するのかということも、今後検討すべき論点になるでしょう。

また、確かに私たちは、私たちの議論の成果が少しでも政治、選挙の場面で活用されることを望みます。しかし、それと、(私を含めて)会員それぞれが候補者のだれを支持し、また投票するかということはまったく別問題です。
私たちの議論は三村県政のこれまでの運営の問題点を批判的にトレースしてきましたが、それに関わらず、現在の選挙の構図では、三村さんに票を投じる会員はけっして少なくないでしょう。私自身、今回の西谷さんのマニフェストの件で西谷さんを支持するのかという質問に対し、「ノーコメント」と答えました。個人投票の秘密の原則というだけではありません。状況によって、白票や棄権も立派な意思表示であると私は思いますが、投票するとすれば、3人の候補者の中から選ぶしかなく、それは、政策公約の文言的な中味だけで判断できるものではないからです。
また、ラウンジは政党や労働団体、あるいは会議所組織などではありませんから、組織として共通にだれを支持するなどということはそもそもあり得ないからでもあります。
引き続き、ラウンジとしては、不偏不党の立場から率直で前向きな政策議論を、公開性を大切にしながら進めていきたいと思います。選挙後には、この西谷さんのマニフェスト準備のあり方についても批判的な検討を進めることになるでしょう。

なお、昨日の西谷さんの記者会見の様子、質疑応答の内容などについては、現段階ではまだ承知していません。
| A1.選挙系 | 06:37 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
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| - | 06:37 | - | - | pookmark | このページのトップへ
西谷さんのマニフェスト発表には、かなり無理があると思います。選挙戦に入る前に用意できなかったのですから率直に「用意してません」「作れません」でも良かったのではないでしょうか。三村さんや堀さんが「作らない」となれば論外ですが、まったく個人の西谷さんです。組織を持った人々と比べれば出来ないことがあっても仕方ないでしょう。「組織だ、カネだ、要員だ、クルマだ、飯だ・・・・」と、いわゆる選挙の必需品が完備できなきゃ「立候補の資格もないぞ!」とは思いません。300万円の供託金を用意し、マイカーでコツコツと訴えて歩く・・・、笑顔と対話と涙で街頭にたつ・・・。そんな候補者が居てもいいじゃないですか。勝ち負けの予測はたいして問題じゃありません。
西谷さんのいない選挙戦を想像してみてください。三村さんと堀さんの対比記事を想像して見てください。西谷さんがそこにいるだけで「選挙に注目し、社会を考える」人が、確実に増えたと思います。
私は、選挙後の西谷さんに注目しています。選挙後の西谷さんとなら、対話してみたいと思います。たぶん、西谷さんもひと周りもふた周りも大きくなっているでしょうから。
| 簗田明博 | 2007/06/01 3:59 PM |
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