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隠されたもう一つの年金問題
参院選の論点(その1)

(知事選のあと、都合により、しばらくブログの更新を休ませていただきました。ご心配をおかけしましたが、緩やかに再開したいと思います。)

本来今回の参議院選挙で争われるべきイシューなのに、与野党共通の及び腰で隠されてしまった争点があります。それは、もう一つの年金問題、すなわち、年金の財源問題、消費税の増税問題です。
なぜ、今回の参院選で、どの政党も消費税の増税を訴えないのでしょうか。特に政権を争う自民党と民主党が、マニフェストでそれを掲げないのは、国民に対して誠実に政治責任を果たそうとする態度ではないと思います。
基礎年金の国庫負担割合を1/3から1/2に高める(自民党)にせよ、「年金目的消費税」で全面的に国庫負担に移行する(民主党)にせよ、安定財源として消費税を増税することなしには成りたたない議論です。ところが、安倍政権の「骨太の方針2007」にも、自民党のマニフェストにもこの点では中味がありません。民主党も、せっかく3年前の参院選で掲げた「年金目的消費税」の訴えを撤回してしまいました。

確かに、増税は国民に受けが良くありません。それは当然のことです。これまで、付加価値税、消費税など、安定財源確保の新税や増税を匂わせるたびに、政権与党は選挙で敗北してきました。まじめだった大平首相は、そのために命まで縮めてしまいました。それは確かに事実です。
しかし、それは過去の歴史にすぎないとも言えます。いま、負担と給付に関する国民の理解は、以前とは比べものにならないほど進んできたと私は思います。責任ある政党、責任を自覚する政治家であれば、大きなリスクをみずから負いながら、国民にさらに一段の理解を求めるべきではないでしょうか。

なぜなら、消費税の増税なしに、年金のしくみを安定させ、現在の給付水準を維持することはできないからです。いまの社会保険庁の大失態は、本来の問題をさらに見えにくくしてしまったという点でも、非常に罪が大きいと思います。
私は、消費税10%社会にどうやってスムーズに移行するかが、私たちの国の中期的に最大の課題(の一つ)であると思っています。けっして、憲法改正などではありません。それにしても安倍晋三という人は、客観的に国民的課題を見つめて、それに沿って政治を進めていくのではなく、主観的に争点を考える人だと思います。岸信介も、安倍晋太郎も、その点では、格段にましな政治家でした。

ともあれ、逆進的な消費税の増税に踏み切るためには、実は系統的な格差緩和措置こそが必要です。ところが、小泉政権の後期から安倍政権にかけて、それとはまるで逆の事態が進行しています。貧しい者への実質増税を繰り返しているわけで、これでは消費税の増税に賛同が得られるわけがありません。そのうえ、政治と金の問題の処理能力がないことをくりかえし露見させています。これでは、確かに、国民の理解は得られないでしょうし、消費増税を匂わせただけで大敗は必至でしょう。

しかし、こうして、年金の財源問題を先送りすることは、国民にとってたいへん不幸な事態につながると思います。
いまでさえ、OECDの試算によれば、私たちの国の公的年金の給付水準は、主要先進七カ国のなかで最低です。全OECD加盟国のなかでも最低水準のグループにあるのです。そして、いまのままでは、この最低水準さえ維持することができません。
このままでは(世界第二の経済大国の国民だというのに)、私たちが高齢者になり、年金生活に入ることは、そのまま貧窮耐乏生活に入ることと同義になってしまいます。そして、夫婦のどちらかが病に倒れでもしたら、勤勉に働き続けてきた果実を楽しむ、豊かで落ち着いたものであるべき人生の最後の数ページは、悲惨な修羅場になってしまうのです。いまの状況では、それは国民のごく一部、例外的な問題ではなくなってしまいます。それは確実な未来です。

民主党は、今回の参院選で「格差是正」を中心争点に掲げ、国民の負担増を問題にしています。ですから、確かに、増税を言い出しずらいのでしょう。それは分かります。しかし、だからといって、ムダがあるから消費税を上げなくても大丈夫だという言い訳は詭弁です。行政には大きなムダがある、そして、そのムダは即座に解消できるはずだという国民的な勘違いがあるので、変に聞こえていないだけです。
ムダをなくすということは、膨大な利権の構図を一つ一つ崩していくということにほかなりません。そして、民主党と、民主党政治家がそれと無縁であるわけもないのです。自分を傷つけ、自己変革を迫るような大改革を進めなければ、財源を確保することはできません。それは一朝一夕にできることではなく、年金の財源不足はその改革を待ってはくれません。
また、大きな改革を政権公約(マニフェスト)に掲げ、そして勝利したとしても、その改革実現がどれ一つ簡単でないことも自明です。例えば、小泉内閣は郵政一本やりの選挙に持ち込み、それで勝利しましたが、その結果、ほんとうの郵政改革になったでしょうか。国民の手が届かず、政治の監視が難しいあらたな巨大金融機関が誕生したに過ぎないのです。

ムダをなくす(利権を掘り崩していく)作業に、ていねいに取り組むことはもちろん必要です。しかし、だから消費税の増税が不要だという議論はまったく成り立たちません。まして、正面からマニフェストに掲げることもしないでいては、必要な改革もできないでしょうし、国民に今後の負担を理解してもらうこともできないでしょう。
今回の参院選の争点から消費税の増税問題が外れてしまったことのつけは、国民に大きく跳ね返ってくると思います。とくに、これからの高齢者の生活の安定性や安心感を大きく損なうことになるだろうと思います。それは政党と政治家の責任であり、なかんずく自民党と民主党の責任はたいへん大きいと思います。
| B4.行財政改革系 | 17:26 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
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| - | 17:26 | - | - | pookmark | このページのトップへ
ちょっとした議員検索であなたのブログにたどり着いたのですが、一言言わせてもらっていいでしょうか。今度の参院選はただの選挙ではなく、戦後始めで最後の改革選挙である事は、ネットで情報を調べている人なら自明なはずです。まして東北の文化が生き着いている人なら
どの党を応援するかは自ずと決まってくるはずなのに、単に政治批判ですか。そんな事をしても有権者が政治から離れて行くばかりで何の問題解決にもならないはずです。7月8日の3大テレビ討論で小沢代表は消費税は上げないときっぱり言いました。又、政権交代が無ければ政界から引退するとも言いました。そこまで政治生命を掛けている人を何故批判するのでしょうか?私は、言葉巧みに操る阿部総理には、年金の問題は解決できないと判断し、小沢政権に少なからず希望を持つものです。小沢さんには、東北の土に根漬かった純朴な匂いがぷんぷんします。人間として自立しています・・・・・
大げさに言えば、あなたのメッセージは空気の存在を無視して飛ぼうとしている飛行機としか思えません。言い過ぎでしたらごめんなさい!でもこの問題は政治家にしか解決できないではないですか。
| 高橋英之  | 2007/07/09 1:07 PM |
現実問題も大切ですが、その目指すところ、何をするか、方向性、目印は必要です。
右習えではないですが、中橋さんの指摘は大切だと思います。どの党にするか、どの人を選ぶか、それも大切ですが、何をするかだって大切です。
それを今後に生かすために、新聞を見て近しい人と話すだけでは発展しない意見をここで見つける方もおられるかもしれません。
年金や生活保護が必要な人にすぐ届く策を、また、障害年金の問題、生活保護から働ける体制などを私は一緒に考えていきたいと思っております。
もう少し私は安心してこの世界で生きていきたいです。
私のほうが現実的ではありませんね。
失礼いいたしました。
これからも記事、ゆっくり楽しみにしております。
急にすみません。
| 源氏蛍 | 2007/07/18 3:09 PM |
このページはおそらく政治批評というよりは政治コンサルタントというべきと考えます。つまりは、市民のためのマニフェストラウンジ、青ポリの編集人である中橋勇一氏のブログであることからいえるのは、少なくとも自分の発言やマニフェストに責任を持っているわけです。
国民であり、投票する立場として誰に投票をするかということをこのブログに書く必要性は私には感じません。
それはそれで、立場があると思います。
私のような一介のあんちゃんの私的なブログならそれでいいわけです。誰に投票をしようか、とか、この政治家はこういう人だとか、それでいいわけです。

しかし、このブログの目的はマニフェストに集中しているわけで、投票に視点を置いておりません。むしろ、マニフェストに投票をするべきであり人間に投票をするべきでは無いとさえ考えているかもしれません。
そういった点からも、このブログの趣旨を若干検討してみてはいかがでしょうか?


それから数箇所蛇足ですが。

>そこまで政治生命を掛けている人を何故批判するのでしょうか?

1、民主主義政治だからです。

>小沢政権に少なからず希望を持つものです。
2、それはどういった理由ですか?まさか
>東北の土に根漬かった純朴な匂いがぷんぷんします。人間として自立しています・・・・・
これが理由ですか?私は鈍感なのでにおいがわかりません。マニフェストじゃないと意味不明です。顔で選ぶおばちゃんもいます。私には意味不明です。

>でもこの問題は政治家にしか解決できないではないですか。

政治家とはマニフェストを出して立候補をする人でしょう。そのマニフェストが解決できるわけであって、政治化が解決できるとは限りませんよ。


そして、消費財をあげないといった小沢さんは何処からお金を出すのでしょうか?無駄をなくすことが本当にできるならそれはすごいことと思いますが、かなり不可能です。
必要な経費から自己負担をつけて少しだけ予算カットする障害者自立支援法みたいなのをまた作るのがおちでしょうね。
| 桐原 | 2007/08/07 10:45 PM |
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