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核燃料サイクルと県民合意
統一地方選で問われるもの(その4)

今回の統一地方選挙と知事選挙で、核燃料サイクルの問題は争点の位置を失ったように見えます。今年8月(予定)に再処理工場の本格操業開始が予定されていますが、三村知事は先だって実質的に承認を与え、争点外しに成功した形です。反核燃グループは、もはや知事選を闘う体制を作ることができませんでした。共産党の堀委員長の出馬(予定)はありますが、反核燃グループの代表という意味は薄いと思います。
私は、しかし、この統一地方選挙の機会に、核燃料サイクル問題を手がかりにして、今後の県民合意形成のあり方を考えておきたいと思います。
核燃料サイクル事業は、技術的に完成されたものを組み立てているわけではありませんし、途中中断がない限り、これからきわめて長いスパンにわたって県民生活に大きな影響を与え続けます。また、国際的な政治環境の変化や他のエネルギー技術の進展の関数でもありますから、これからも、県民合意の有無を確かめなければならない事態が確実に繰り返し起こるからです。
青森県は、これまで、一定の手順を踏んで核燃料サイクル事業を受け入れてきました。しかし、この手順を踏むなかで県民合意の形成が十分でなかったことは明らかです。多くの大規模プロジェクトにおいて、県民合意の形成を軽視し、国策を追ってきたことが、県の財政行き詰まりの原因になりました。それが、青森県政のこれまでの政策決定の基本的な構造問題です。
私たちは、その構造問題に取り組むことができるでしょうか。それができなければ、例えば、いまでこそ打ち出の小槌のように思える核燃料サイクル事業ですが、今後、その事業が原因者になって、再び同じ困難(青森県と市町村の財政行き詰まり)が生じることも大いにありえます。

重要で影響の大きな政策課題ほど、どれだけ県民が参加し、実効的な合意を形成できるかが大きな問題であり、できるだけ追及しなければなりません。それを怠って、事業のスケジュールに合わせた形式的な議論ですませ、ゴーサインを出し続けると問題はかえって深刻になっていきます。
いま、原子力開発、核燃料サイクルに関して起きているのは、まさにこの問題です。事業者と行政への不信感がまるで拭えない状態で、県民の原子力への不安感は70%以上という記録的な高率を続けています。この数字は県民合意を意味しているでしょうか。私には、県民がたんに事業の進展を追認し、長いものに巻かれているだけに見えます。こうした状態のもとで巨額のプロジェクトを続けることは、たいへんな社会的リスクを抱えこんでいるということです。安定した事業推進を真しに願っている関係者にとって、もってのほかの事態だろうと思います。

核燃料サイクルについて、最終的に決めるのは国民であり、県民であるべきです。原子力や核燃料サイクルの問題は、地球環境の温暖化の問題に関わります。プルトニウム管理の国際的な安全保障の問題にも関わります。これから中国とインドが急成長を続けたとき、日本を含めた中東の化石燃料の取り合いが政治的・軍事的な安全にどう響くのか、成長を求める他のアジアの国々が化石燃料の争奪に加われないとき、日本が原子力技術を提供できなければアジアの平和や日本の国益に響くだろうという問題もあります。
つまり、核燃料サイクルの問題は、メリットとリスクについて国民的な深い理解と、しっかりした国民合意が不可欠な、重大な国民的選択の問題だということです。そして、これからも長くそうであり続けるでしょう。みはたのように国策と言われますが、それは、国が言っているから大丈夫だとか、県民も国民なのだから従うべきだといった安直な意味であってはならないと思います。政府は未完の技術的リスクを軽視していたずらに安全性を強調するのでなく、大きなリスク判断も含む国民合意の形成に努力しなくてはなりません。それが十分だとはとうてい思うことができません。

こういう状況で青森県が取るべき立場は、何よりもまず県民合意の優先だと思います。知事同意が必要な場面があれば、常に「県民合意なくして知事同意なし」と答えるべきなのです。
県議会の多数少数が、この問題に関する県民合意を的確にあらわすものでないことも理の当然です。県議会議員選挙は制度的に単一争点(シングルイシュー)で争うものではありません。知事選も同じです。代表民主主義は、主権者である県民がどのように大きな問題でも選挙された代表にすべて委ねたという意味ではありません。それが現代の民主主義理解のイロハです。
的確な知事判断のためにも、県民自身がほんとうに納得できるようにするためにも、賛成、反対、推進、ブレーキなど県民合意のありようは、できるだけはっきり見える形にしなければなりません。その意味で、私は「県民投票条例」の制定が不可欠だと思います(それを検討すべきだということは、すでに4年前の「財政改革推進委員会報告」で指摘しました)。

核燃料サイクルの問題だけではありません。新幹線の問題も本来はそうするべきときがありました。たいへんきびしい財政再建の過程を経験しているいまこそ、県の財政状況や地域の産業、生活の将来を左右する大型事業(の起債など)については、県民投票まで含めた県民的な評価と合意形成の方法を検討し、確立しておく必要があります。
自治体の憲法(まちの憲法)である「自治基本条例」を、旧倉石村(五戸町)、八戸市が制定しました。いま、おいらせ町でも、町民と町職員が共同で取り組んでいます。私は、青森県も、県民との情報共有や県民合意の優先などを柱にした「青森県自治基本条例」の制定に取り組み、さらに、それをもとに「県民投票条例」を制定すべきだと思います。
| A1.選挙系 | 16:05 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
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| - | 16:05 | - | - | pookmark | このページのトップへ
県民の代表である(筈の)県議会が
実は民意を反映していないという事実を
知事はもちろん議員も県民も承知している。
その上で、県や事業者たちは
推進に理解を示す関係者だけでせっせと
PRや講演会をこなしている。
原子力に不安を訴える人々は
反対を表明する学者や活動家たちだけで
せっせと集会や勉強会を開いている。
議員たちは、議会に提供された原子力情報を
選挙区で有権者に説明するとか
有権者の意見を聞くとかそんな事はしない。
多くの県民は、このような図式に怒りもせず
「仕方ない・・どうにもならない・・・」と
だんまりを決め込む。
そんなシナリオを各人各様分かったふりして
青森芝居は淡々と幕を進めている。

目覚めさせる特効薬は、ひとつ・・・
異なる意見をひとつの土俵に上げること。
だが往々にして「推進びと」は
そういう土俵に乗りたがらない。
だからコーディネーターが要るのだが
それが難問だ・・・・・。

私が願う第一候補は、末永先生。
第二候補は中橋さん。
私なんか、やりたくても信用が無い〈笑)

知事選候補騒ぎとおんなじで・・・
推された本人にしてみりゃ迷惑千万。
だけど、この土俵で議論することこそ
県民主体の民主主義だと思う。

「賢民投票」で雌雄を決する路線も
方向は同じだと思うけど、どうかな?


| 簗田明博 | 2007/03/31 3:31 PM |
公募に馴染まぬ 核のゴミ処分場

 高レベル放射性廃棄物の最終処分場受け入れで注目された、高知県東洋町の出直し町長選は「反対派」の沢山氏が当選したことで振り出しに戻った。そもそも処分地選定が迷走している根本的な原因は「公募制」にあるのではないかと思っている。    
 言うまでも無くこの処分場はいわゆる迷惑施設だ。何百年も何千年も放射性廃棄物と同居することを快く引き受ける国民が居るとは
思えない。そこで国が採用したのが「お金」で釣る作戦だが、えさに隠された釣り針に気づいたので誰も食いつこうとしない。   
 だが忘れちゃいけないのは、核のゴミはすでにわが国にも存在すると言うことだ。好むと好まざるとにかかわらず、私たちの消費し
た電力の三分の一は原子力発電で賄われているのだ。電力消費者は漏れなく「核のゴミ排出者」でもあるのに、知らん振りを決め込んでいないだろうか。  
 今、高レベル放射性廃棄物のほとんどはわが青森県六ヶ所村で預かっている。国は最終処分場を「青森県以外に造る」と約束してい
るが、手を挙げたとたんに東洋町の騒ぎだ。そもそも迷惑施設に「公募」はそぐわないのだ。国家の存亡を左右する重大事業なのだか
ら、内閣総理大臣が決定し国会が承認する制度にすべきだと思う。      


| 簗田明博 | 2007/04/23 3:10 PM |
原発のゴミは どこに捨てるの

 電気の三分の一は原子力発電で作られています。使う側は水力も火力も原子力も選べませんから、否が応でも原子力発電の利用者で
す。その原子力発電の最大の欠点が「放射性廃棄物」を伴うという事です。   
 高レベル放射性廃棄物の最終処分場問題で揺れた高知県東洋町は「反対派」が当選しました。「わが町に核のゴミは要らない」との
事ですが、では「核のゴミ」はどうすれば良いとのでしょう。「断固反対」と田嶋町長を糾弾した橋本高知県知事さん、高知県民が消費した分の核のゴミはどこで処分したらいいのすか。  
 高レベル放射性廃棄物のほとんどはわが青森県六ヶ所村で一時貯蔵してあります。全国の皆さん、原子力発電に賛成か反対かを問わ
ず、核のゴミは既に有りますしこれからもどんどん増える一方です。自分で出したゴミは自分で処分する、これが現代社会の常識だと
思いませんか。よもや青森県になし崩し的に押し付ける・・・そんなつもりは無いでしょうが。ちょっと不安な今日この頃です。


| 簗田明博 | 2007/04/23 3:48 PM |
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